Scrum Masters Night! Online 〜第11夜〜 に参加した

勉強会レポを後で書こうとすると忘れるので、書きながら参加しようという試み。

smn.connpass.com

OST 形式で現場のお悩み等をするという趣旨のイベントでした。

最初の説明部分

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テーマ出した人 = ファシリテーターの構造にならないのはいいなと思った! テーマが出づらくなるのを防ぐの大事。

どれも面白そうなテーマなので何の話をするか迷うやつ。

1. 安定してきたチームがさらに高みを目指すには、スクラムマスターはどんなことができるか?

話されたこと

チームが安定している = 事業会社と受託開発で違う。 受託系だと安定していることを求めていることもある。

PO がキーになっている。フィードバックを使って、チャレンジングなバックログを作る。 メンバー自身がこのプロダクトを良くするんだ!というカイゼン案が出るような構造になっていると自然と成長を考えるのではないか。

課題の再認識がキーという議論に。

「ベロシティ」はアウトプットの指標。PO がこのスプリントで何を届けられたか?を言語化できることが大事

  • なぜこの機能を作るべきか?
  • なぜこの順で作るべきか?
  • どんな価値が届くのか?
  • ビジョンにどう影響しているか?

これらを明確にメンバーに伝えられるかが大事そう。

SM も PO の役割をやってみることで、言えることが変わる。

自分たちの苦手なところ得意なところを数値に置き換えて比べてみる。 メタな情報が加わることで良いやすさにもつながる。

四半期毎にチーム毎にこんな開発をやっているよ!という発表をしてもらう。 評価に使われないのであれば良さそう!

感想

課題の可視化(チーム全員が同じ目標に進むんだ!)をいかに実現できるかなのかなと思った。

そのために PO もビジョンやゴールをメンバーに伝えることを怠らないようにすべきだし、みんなでメンテしていくのが大事そう。 触る機会が増えたら、当たり前に議題にあがるし、自然に考えていくようになるのかなと。

2. スプリントレビューでより良いフィードバックを得るために工夫していること

話されたこと

ユーザーが毎回来れるわけでもないので、質の高いフィードバックを得る機会が難しい。

良いフィードバックってなんだろうか?

優先度が変わったもの。これ必要なんだ!に気づく。 => 優先度が高いと思っていたものが実は低かった。

仮説の間違いに気づく。作らなくて良いものを作らない。

スプリントで作り出されたものによって、どれだけの価値を生んだかを評価する場。


いざ触ってみたらなんか違うなってなる時どうする?

優先度をちゃんと整理して、本当にリリースしても大丈夫か?を判断する。違うってなっても市場の評価を測るために必要であればリリースしても良いはず。

これちゃう!というのを言いやすい環境(関係性や非同期でも大丈夫など)を整えて置くのがまずは大事。 触ってみてもらう時にあまり説明しすぎない。

要望をちゃんと実現できるように、密なコミュニケーションを取っていくの大事。


リモートになってからスプリントレビューって変わった?

リアクションの色(表情)が分かりにくくなるので、意識的に出してもらうのが良さそう(カメラを ON にするとか)

感想

スプリントレビューは価値がどうなっているかを検査する場。 自分たちが届けたい価値を基準に次の自分たちの行動を決められるようにするのが大事。

フィードバックを受けてそのままそれを実装しよう!になりすぎないことが大事だな。

あとは、それができる関係構築。フルリモート環境だからこそ、いつでもフィードバックの背景を聞きにいけるようにしておけるとよさそう。

全体感想

最近、色々考えてたプロダクトゴールとかの話ができたの楽しかった。スクラムガイドを最近読み直した頭で参加したのも良かったと思う。

透明性 → 検査 → 適応のサイクルに則ってスクラムイベントを考えなおすと、3本柱が大事というのも頷けるな。

SM も PO をやってみたら見える世界が変わるよ!というのも納得だった。 Dev → SM だけでなく、PO の路線も考えても面白そう。